機械式駐車場と自走式駐車場の違いとは？
我々が普段利用する立体駐車場には、機械式駐車場と自走式駐車場があります。
機械式駐車場はその名の通り、専用の機械を操作し車を駐車させる装置になります。
操作ひとつで多数の車を効率的に収容することができるため、平置き駐車場に比べ設置面積に対する収容台数の増加が可能となります。
限られた土地を有効活用するため、マンションなどでは機械式駐車場方式がよく使われています。
次に自走式駐車場ですが、機械式駐車場との大きな違いは自身で駐車スペースまで運転をし、自らによって車を駐車することです。
機械装置は必要ありませんが、駐車場内に車が走行するための車道を設ける必要があるためどうしても駐車場が大型化します。
そのため機械式駐車場に比べ設置場所の広さや費用面が課題になります。
その反面機械的な故障や操作をする必要もなく、また、他の利用者が使用中でも待つことなく駐車をすることが可能となります。
このように立体駐車場は大きく分けるとこれらの機械式駐車場と自走式駐車場に分けられます。
立体式駐車場の設置をお考えの方は、それぞれの駐車場特性を理解したうえでご検討されることをお勧めします。
機械式駐車場と自走式駐車場！どんなメリットがあるの？
立体式駐車場を設置する際に決め手になるのは、それぞれの駐車場の特性を理解する必要があります。
機械式駐車場は、所定の場所に駐車したのち、機械の操作により無人の車を自動で所定の位置まで動かし保管を行います、そのため、自走式や平置きに比べ、車両同士の事故やいたずら、盗難といった被害に遭いがたいとも言えます。
また、機械式駐車場ならではの設置面積に対する車の収容数の多さがあげられます、有効的に場所の活用を行いたい場合には非常にお勧めですが、定期的な機械のメンテナンスは避けて通ることはできません。
次に自走式駐車場ですが、車を動かす機械装置を必要としませんのでランニングコストの安さがあげられます。
装置の操作は必要としませんので駐車に要する時間の少なさや、同時に何台もの車を入出庫させられるのも魅力と言えます。
一番の問題点としては設置場所の確保が必要と言う点に集約されます、機械式駐車場と同等の車収容を考えますとどうしても大型施設となるため、マンションなどでは景観を損ねる可能性もあります。
このように機械式駐車場と自走式駐車場にはそれぞれのメリット、デメリットがあります。
場所に余裕がある際には自走式駐車場を、あまり余裕がない際には機械式駐車場にするというのもひとつの考えと言えます。
事実、機械式駐車場の設置比率が高いのは、限られた土地を有効活用できる必然性から来ていると言えるかも知れません。
駐車場装置についての豆知識
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その他、機械式駐車場でお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
