立体駐車場を安心して使うためにはメンテナンスが欠かせない
利用者にとって重要なことは安心して使えるかどうかです。
特に機械式駐車場は装置が故障してしまうと車の入出庫が一切できなくなるため利用者に大変迷惑をかけることになります。
立体駐車場を作りたい…でもどれくらいの耐用年数なの? それを防ぐためにはメンテナンスが欠かせません、特に機械式駐車場は機械の力を利用し所定の位置に車を移動させ保管することになるので、専門の知識を持った技術者による点検やメンテナンスが欠かせません。
点検内容は多岐にわたり、定期的な油脂類の塗布から作動における不具合の見極めと一般の方には分かりづらい面もあります。
利用者に安心感を与えるためメンテナンスは必要とは言え、専門性を問われるものですから付け焼刃の知識だけで行うのは危険です。
必ず実績があり信頼のおける業者に依頼してください。
メンテナンスは面倒だしお金もかかるから嫌だ…と感じている方もいらっしゃるかも知れませんが、きちんと点検やメンテナンスをすることでより装置を長持ちさせることができ、結果として維持管理費も低く抑えることができます。
機械式の立体駐車場のメンテナンス費用は高いものだと思っている人もいるかもしれませんが、安全は何ものにも代え難いことは確かです。
気になる点検内容について
機械式駐車場の点検内容を簡単に紹介します。点検部を大きく分けますと、駆動部品、保安部品、制御部品、その他になります。
駆動部品とは主にチェーンやスプロケット、ベアリングやモーターなどの駆動に関する部品のことを指します。
例えばチェーンの点検作業の場合、発錆や亀裂、屈曲と言った目視検査をはじめ、作動時の異音など聴覚による検査をします。
緩みについては目視検査だけでなく、触手検査や打診検査を並行に行い状態の確認を行います。
潤滑剤の塗布により作動時の走行性の維持は勿論なこと、作業規程に沿った手順にて定期的な油脂の塗布や、取り付け金具を含む各種ボルト増し締め等、多種多様な点検作業を行っています。
このような点検は毎回実施する項目と何回かに分けて行う項目があります。
しかしながら、装置は使用状況や設置状態によりふたつとして同じものはありません。
そのため物件の装置ごとに独自の調査内容を設けうえで、点検とメンテナンスを実施し部品交換の必要有無を点検の都度報告をしています。
装置を良好な状態に保つためには定期的な点検とメンテナンスが必要不可欠です。
保守点検を依頼する場合、機械式駐車装置の点検とメンテナンスに特化した信頼できる専門業者を選択する見極めが必要と言えます。
駐車場装置についての豆知識
こんな悩みはございませんか?
機械式駐車装置のメンテナンスのコストを削減したい。
夜間、休日でも装置の故障対応を迅速にして欲しい。
メンテナンス・安全対策における計画表やアドバイスが欲しい。
その他、機械式駐車場でお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。